名著”伝え方が9割” 内容を簡単解説!の第三章です。
第三章では、よりビジネス的に「強い言葉をつくる」ということに着目して解説していきたいと思います。
「高低差をつける」ことで強い言葉が作れます。
例えば「好き」と伝えたいときに、
「好き」と「嫌いになりたいのに好き」だと言葉の強みが全然違うと思います。
このように高低差をつけていくことで強い言葉を作っていきます。
ここで強い言葉を作る5つのテクニックをご紹介したいと思います。
①サプライズ法
②ギャップ法
③赤裸々法
④リピート法
⑤クライマックス法
①サプライズ法
これは最も簡単なテクニックです。
代表例は「!」を使うことです。
ありがとう より ありがとう! の方が強い印象を与えますよね。
他にも伝えたい言葉の頭に下記の様なワードを入れるとサプライズ法が使えます。
「実は、〇〇」
「そうだ、〇〇」
「ほら、〇〇」
「すごい、〇〇」
「信じられない、〇〇」
「あ、〇〇」
聞き覚えがある言葉だと「そうだ、京都へ行こう」などはサプライズ法ですね。
②ギャップ法
これは様々なシーンで使われているテクニックです。
代表例として下記の様な言葉があります。
「No1にならなくていい、元々特別なオンリーワン」 SMAP
「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ」 踊る大捜査線
伝えたいことの前に、真逆の言葉を入れるテクニックです。
方法としては、伝えたいことの真逆のワードを考え、それを前半部に入れます。
例えば、「私は味方です」をギャップ法で表現すると
「敵」という言葉が真逆のワードになり「誰もが敵でも、私は味方です。」の様な表現になります。
代表的な文章として、ジョージカーリンさんの文章を紹介しているので興味がある方は是非ご覧ください。
https://motivation-up.com/word/contradiction.html
③赤裸々法
この赤裸々法の代表例は
「上を向いて歩こう、涙がこぼれないように」坂本九
「涙がこぼれないように」という箇所が赤裸々法のテクニックです。
言葉に体温を載せてあげるテクニックです。
他にも「好き」より「ドキドキが止まらないくらい好き」
方法としては伝えたい言葉の状態の時、自分の身体や心はどうなっているでしょうか?_
「好き」と伝えたいとき、顔、足、心臓、目はどうなっていますか?
少し想像ができたかもしれませんね?
④リピート法
このリピート法の代表例は
「会いたくて会いたくて震える」 西野カナ
これはリピート法と、赤裸々法(震える)のテクニックが使われていますね。
このテクニックは簡単です。
伝えたいことを繰り替えします。
最近では鬼滅の刃の煉獄さんの「うまい!うまい!」などはサプライズ法とリピート法が使われいますね!
簡単なテクニックなので使ってみてください。
⑤クライマックス法
これは日ごろから使われている方も多いかもしれません。
例えば、「これだけは覚えておいて欲しいのですが~」などです。
他にも「ここだけの話~」、「ほかに人には絶対言わないで欲しいのですが~」などがあります。
方法は伝えたい言葉の前に、クライマックスワードを入れるだけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
全3章に渡り「伝え方が9割」について解説していきました。
本記事の中では伝えきれなかった部分もたくさんありますので、是非読んでみてください。
最後にこれだけは覚えてほしいです。
「伝え方が変わると人生が変わります」
仕事、恋愛、友人、家族など伝える機会は毎日あります。
①ノーをイエスに変える方法
②強い言葉を作る方法
この2つを意識することで人生は好転します。
是非意識してみてください!