【ネタバレ/考察】オットーという男【ネタバレ】

 

名俳優「トムハンクス」が主演の物語。

主人公の「オットー」はとても気難しい性格で、周りからは煙たがれていた。

そんなオットーだが彼をよく理解する妻「ソーニャ」からは愛されており、またオットーもソーニャを愛していた。

しかしソーニャは不慮の事故により命を失ってしまう。

それからのオットーの人生に色はなく、オットーは自死を考えるようになる。

理由は早くソーニャに会うためだ。

自宅で自死を決行しようと思ったその瞬間。

外から大きな声が聞こえてくる。

外を覗くと正面の家に夫婦が引っ越しをしてきていた。

よくみると運転下手の旦那「トミー」を妻「マリソル」がサポートしているところだった。

オットーは居ても立ってもいられず、運転を指導するがトミーは上手にはできず、オットーが行うことになる。

車に乗るとそこには可愛い子供たちの姿が。

無事、駐車を終えたオットーは持ち前の堅物ぶりですぐ自宅に帰るが、マリソルは感謝の品として郷土料理を持っていく。

勘が良いマリソルはオットーが人生に希望を見出せていないのでは?と心配になる。

※作中では特にそのような描写はありませんがマリソルの行動から私にはマリソルが何か勘づいたように思えました。

その後、マリソルは何かとオットーを頼り、オットーは嫌がりつつもマリソルの家族との関わりを深めていきます。

オットーはマリソルの家庭との関わりなどを通じてもなお、何度か自死を決行しようとしますがその度に、周りの人たちがオットーを頼り、オットーは決行できません。

そして頼られてきた人たちがオットーが今後も生き続ける理由をくれるのでした。

オットーの生きるきっかけを与えてくれる出来事や、オットー自身の心の変化が見ていて面白い作品でした。

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