「苦しかった時の話をしようか」を読んだ話

 

いつかは読んでみたいと思っていたUSJの再建で有名な森岡毅さんの著書

「苦しかった時の話をしようか」を読みました。

この本、森岡さんが娘さんに「これから社会に出る前に」という目的で執筆された本とことでびっくりしました。

内容は言うまでもなく、色々な方の為になることばかりでした。

それはマクロ的な観点(世の中ってそもそもこうだよ)というところとミクロ的観点(具体的にはこういったことしていかないといけないよね)と勉強になることが多かったです。

私からするとどちらかというと自己啓発、自己理解的な要素が強い本だったかなと思いました。

まず、私自身も悩んでいる1つですが、「自分のやりたいことが見つからない」という点。

印象に残ったのは下記の2点です。

①成功は必ずその人の強みから生まれる

→弱みが強みになったところを見たことない。とにかく自分の強みを理解し、研鑽し、それを磨ける環境に身を置くことが重要だということでした。

②会社と結婚するな、職能と結婚しろ。

→就職であり、就社ではない。あくまで成功の手段として会社を利用しろということ。

こと、日本人においては終身雇用が当たり前だったこともあり、身を粉にして会社に尽くすみたいな考え方がありますがやめたほうが良い。後述するがあなたの努力で超えるのは資本家だ。

あくまで自身のキャリアを成長させる為の手段として会社を利用しろ。

次に「学校では教えてくれないこと」。

ここで印象に残ったのは下記の二点です。

①24時間、自分の時間を使って稼ぐ人 24時間、他人の時間を使って稼ぐ人

→これが資本家と労働者の大きな違いです。

誰かを肥やすために生まれてきたのではなく、自分の人生を生きたいとこれを見て思いましたし、

その自分の人生を歩むために(その高揚感を味わう為に)生まれてきたと言っても過言ではないのでしょうか。

資本家になるためには投資家になるか、事業を起こすか、会社から任されて事業を成長させるか

②年収の決まり方は職能(スキルはレアか)×構造(その業界は高い給料を払えるか)×成功度合い

→自分自身の職能はレアか?その業界は伸びる?(給料を払える体力がある?)成功度合いはどのレべれるの成功が考えられる?

転職の際は、年収の上下を知った上で情熱を注げるかを考える必要があります。

また、その会社の提供しているモノ・サービスは持続可能な需要家なのか

持続可能な構造か?(例 IP知的財産)などを考える必要があります。

自分の強みを知るには?

大きく分けて3つの方があると書かれておりました。

T(Thinking) C(comunication) L(leadersip)

T→考える力

C→伝える力、繋げる力

L→変化を起こす、人を動かす力

なすびはなすび、キュウリの土壌では育たないため、自分の土壌で研鑽しよう。

計画なきキャリアは人生を棒に振る恐れがある。

そして自分自身をマーケティングしよう。

その為には以下の4つが重要であると書かれていました。

①価値は十分か

→それはあなたでないと提供できない価値か

②信じられるか

→あなたは信頼に値する人間か

③際立っているか

→他と比較し目立っているか

④自分の本質とあっているか

→自分自身のやりたいことと相反していないか?

上記を見極め自分をマーケティングしていく必要がある。

自分の人生の物語としての「仕事」を選んでいこう。

■アマゾン

https://amzn.to/3MnV3yQ

■楽天

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

苦しかったときの話をしようか【電子書籍】[ 森岡毅 ]
価格:1,485円 (2024/8/27時点)

楽天で購入

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA