居酒屋でチョコレートをもらった話。

 

昨日の話。

少し次の予定まで時間があったので、時間つぶしに一人で大衆居酒屋に行きました。

お店に入ると大きな声で「いらっしゃいませ!」という声。

35歳くらいの男性で中肉中背って感じでした。

この話で言いたいことは自分の心ってすごい汚いなって思ってしまったって話です。

私は30過ぎのサラリーマンなのですが、同じ年くらいの人が大衆居酒屋で働いている姿を見たときになぜか自分の方が社会的に上だみたいな感情になってしまいます。

この汚い感情がとても嫌いなのですが、どうしても思ってしまう自分がいます。

人間って元来、誰かと自分を比較して優位にたっていることで自分の精神を保っている様な気がします。

それは生活している節々でとても感じます。

心の中だけでそれを思っている人はまだいいですが(それでも私はそういう感情になっている自分がとても卑しく感じます)、意図的に自分でそのポジションを取りに行く人がいる気がします。

自分自身のポジションを上げる為に、自分を上げるのではなく他を落とし相対的に上位に立ちたがるような人。

そういう人がとても苦手です。

特にそれが生まれ持ったものである場合、それはとても滑稽な気がするのです。

たまたま自分が持って生まれたものをあたかも努力でつかんだかのように、人をさげすむ。

それはとても恥ずかしいことな気がします。

少し話がそれてしまいましたが、そのお店でその店員さんが会計をしてくれました。

帰り際に「良かったらチョコレートどうぞ!」と、とても気持ちのいい笑顔で渡してくれたのです。

その時にこの方に対して、そういった気持ちをいだいた自分をとても恥じました。

もっときれいな心になりたいなと思った日でした。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA