名著”伝え方が9割” 内容を簡単解説!①の続きの章です。
この記事では下記について簡単に説明していきたいと思います。
■ノーをイエスに変える切り口7つ
①相手の好きなこと
②嫌いなこと回避
③選択の自由
④認められたい欲
⑤あなた限定
⑥チームワーク化
➆感謝
①相手の好きなこと
これは第一章でもご紹介したテクニックです。
「デート行きませんか?」 ではなく
「〇〇さんの好きなお肉が食べられるお店を見つけたのでよかったら行きませんか?」
と相手の好きな「お肉」を出すことで相手のメリットを見つけるテクニックです。
②嫌いなこと回避
これは嫌いなことを回避するテクニックです。
「ゴミを捨てないでください」ではなく
「ゴミの不法投棄は懲役5年です」のような表現です。
誰しも懲役刑や逮捕されることは嫌なことが想像されます。相手の頭の中で嫌なことを想像しそれを回避させるテクニックです。
③選択の自由
選択を相手にさせるテクニックです。
たとえば上司に意見をもらうときに
「この案どう思いますか?」ではなく
「A案とB案どちらが良いと思いますか?」のような表現です。
選択肢を与えることにより、そもそも選択をしないこということをさせないテクニックです。
④認められたい欲
これも第一章で説明したテクニックです。
「資料まとめておいて」ではなく
「このプロジェクトは、会社がとても重要視しているんだが成功させるには〇〇(〇〇は読者さん)の力が必要なんだ。力を貸してもらえないか?」といった表現です。
話の受け手は自分の「認められたい欲」をくすぐられることで相手のイエスを引き出すテクニックです。
⑤あなた限定
よくある「あなただから」というテクニックです。
「デザートはいかがですか?」ではなく
「このコースをご予約された〇〇様限定のデザートがあります。いかがでしょうか?」といった表現です。
今あなたは特別な状態であり、あなただけという限定感を出すテクニックです。
主に寂しがり屋や自分好きな人にはまります。
⑥チームワーク化
御願いではなく共に行うテクニックです。
有名な言葉で「赤信号みんなで渡れば怖くない」なんて表現があります。笑
「資料つくっておいて」ではなく
「一緒に資料作りをお願いできない?」といった表現です。
面倒臭がりの方などに一人ではなく共に行うということを伝えることで人を動かすテクニックです。
➆感謝
シンプルかつ最大のテクニックです。
人は感謝されると、断りづらくなります。
「資料作っておいて」ではなく
「〇〇さん、以前は資料作成ありがとうございました。とても好評でした。併せてもう1つだけ作成をお願いできないでしょうか?」の様な表現です。
まずは感謝を伝えることで、お願いする相手を断りづらくするテクニックです。
まとめ
以上、7つのテクニックをご紹介しました。
相手の心の中を考えるといわれてもどうやって考えればいいの?と思う方がたくさんいらっしゃると思います。
その際は上記の7つのテクニックを使い、相手の気持ちを考えてみてもらえればと思います!