「耳をすませば(実写版)」を見た話。

 

言わずと知れた名作である「耳をすませば」

 

タイトルを聞くだけで「カントリーロード」のメロディーが頭の中を駆け巡ります。

 

実写版が公開されたことは当時知っていて観に行こうと思っていたのですが結局タイミング合わず観覧できず、、

 

それがプライムビデオで観れるということで早速見ました。

 

まず冒頭では「翼をください」を歌うヒロイン月島雫を演じる清野奈々さん。

 

そもそもカントリーロード好きな私はびっくりしました。

 

本作に携わるプロデューサーの話によると「オリジナルストーリーがあってこそのカントリーロード、本作では使えない」ということだってそうです。

 

余談ですが「耳をすませば」は原作があるんですね。これをジブリが映画化したようです。

 

きっとこちらの原作で「なぜカントリーロードなのか」という理由が記されているのでしょう。

 

さて、実写版の話に戻ります。

 

出会いは中学、読書好きな月島雫が図書館で本を借りるとかならず前に借りた人の名前には「天沢聖司」の名前が。

 

雫は会ったこともない「天沢聖司」に興味を持ちます。

 

とあることから2人は知り合い、互いの夢を語ります。

 

聖司はチェリストに、雫は小説化に、

聖司は本格的にチェロを学ぶため本場イタリアに渡り、雫は児童書の出版社で働きながら小説家を目指します。

 

中学3年の時に約束したお互いの約束から10年後のアフターストーリーが本作では描かれています。

 

映画の感想は「人生は選択の連続であり、その選択をしているのは自分である」ということです。

 

小説家を目指す、チェリストを目指す、チェロを学ぶためにイタリアに渡る。

 

全てが選択です。

 

私たちの日常の中でも全ては選択の連続であり、全て自分が行なっていることです。

 

この映画を見ていま一度、過去の自分自身の選択が今の自分を作っていると実感しました。

 

雫は中学生の時、小説を読んだ際に音楽が聴こえたが、今(10年後)は聞こえないという悩みを持っていました。

 

しかし、自分の心に耳を澄ましたことでその声が改めて聞こえるようになります。

 

私たちも自分自身の声にもう少しだけ「耳をすませば」聞こえるなにかがあるのかもしれません。

 

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