にしたんクリニックやイモトのWi-Fiで有名な西村社長の執筆された本を読んでみました。
きっかけは電車内の広告でした。
気づくと電車内ってビジネス系の本の広告が多い気がします。
話は戻り、西村さんの著書で言っていることはとどのつまり、「ブランド名の一点突破」ということです。
にしたんクリニックって何をしている会社なのかはわからないけど、3時のヒロインと郷ひろみのイメージがあり、
イモトのWi-Fiも性能が他と比べてどういった優劣があるかはわからないけど、とりあえずイモトのイメージがある
そんな状態だと思います。
人はなかなか商品の優劣をつけられない生き物です。
価格差など目に見えるものはわかりますが、各社、性能や容量を調節したりなど複数の指標で消費者に問いかけます。
その際に最終的に決める判断軸となるのが「知名度」という考え方です。
実際にモノを買う時、全く知らないブランドより少し高いくらいであれば聞いたことあるブランドを買った体験ないでしょうか?
フランチャイズビジネスなどもそうで、ネームブランドですでに消費者の安心感を得ています。
なので西村さんのCMではとにかく
「にしたんクリニック」と「イモトのWi-Fi」というkwを勝者の頭に植え付けます。
Wi-Fiならイモトというイメージをつける戦略です。
また他の企業の使い方もとても上手です。
例えば、大きな企業が導入を決めてくれたりするとそれを発信します。
「この企業が使っているなら安心だな」と消費者は思います。
prtimesやプレスなども積極的に打ち続けるわけです。
また、CMでも他の広告でもバズる仕込みを必ず入れ込むようです。例えば少し西村社長が写るなど、、
広告はお金を払った対価としてある一定の層にリーチが可能です。
その広告でリーチした方がその広告を自身のSNSなどで発信すること(これがバズる仕込みがはまればできる)は費用がかかりません。
払った費用対効果を下げるためもバズる仕込みを入れておくのです。
企業でマーケター職についている方などは一度目を通してみても良いかもしれません。
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