「スラムダンク」を読んだ話。

 

言わずと知れた名作である「スラムダンク」

バスケットボールをしたことがある方なら一度は耳にしたことがあると思います。

一度、読んだことはあったのですが、友人とスラムダンクの話になり再度読み返すことにしました。

舞台は高校。

桜木花道はいわゆる不良高校生。

そして中学校からずっと振られ続けている。

そんな桜木花道に春子が「バスケットはお好きですか?」というシーンから物語は始まる。

春子さんがとてもタイプだった花道はあたかもバスケが好きであるような回答をし、バスケット部に入ることとなる。

様々な名シーンがあるこの作品だが、私が心震えたシーンをいくつか紹介する。

■神奈川県予選 湘北VS海南大付属戦

高砂「あいつを素人とは考えない。赤木級のプレイヤーのつもりであたる」

→あいつは桜木を指します。素人同然と舐めていた桜木が徐々に覚醒していきます。

勝負において大事な考え方である「全力で」という観点と桜木の成長が認められた名シーンだったと思います。

牧「奴はベストコンディションだ。そのつもりで闘う」

→奴は赤木を指します。海南戦で赤木は怪我をしたがその赤木に対して牧が放った一言です。

常勝軍団のエース、牧らしい一言です。

■インターハイ前の花道のシュート練習シーン

「シュートの練習は楽しかった」※解説

→花道は素人だったため、基礎練習がほとんどでした。

その中で、シュート2万本という、一見大変な練習は彼にとっては「楽しかった」のです。

花道が基礎練習を嫌がりながらも続けてきた、そしてバスケが上手くなりたいと感じたシーンでした。

■神奈川県予選 湘北VS陵南戦

試合前日のシーン

流川・三井・宮城「やはりあしたはおれの出来次第だ・・・」

→目立たないですが、好きなシーンです。全員が自分が主役だなと思っていることがとても素敵だなと思いました。

チームスポーツは、少々縁の下の力持ちとエースプレイヤーなどの線引きがあるところがあると思うのですが湘北のメンバーは全員が自分がチーム中心メンバーだと思っております。

これはスポーツだけではなくさまざまなシーンでとても重要で、いかに主体性を持つか(やらされるのではなくやるのか)、当事者意識のようなものに関わってきます。

神奈川県予選 陵南VS海南大付属

ラストシーンで仙道がバスケットカウントをもらいに行くシーン

→陵南は海南大付属を最後まで追い詰めます。

ゴールを決めれば同点のシーンでしたが、延長戦になった場合、スタミナの観点で海南が有利だと判断した仙道はあえてファールをもらいに行くプレーを選びました。

牧はそれに気づきあえて一歩引くのですが、仙道の狙いを理解した牧は彼を自分と同じ位置にいると認めた名シーンでした。

山王戦前

試合前ガチガチな選手たちに安西先生が声をかけていくシーン

→私はサッカーをやっていましたが、試合に臨むメンタルはとても重要です。

山王という不動の全国王者戦を前に、臆している選手たちを見て安西先生は各選手たちに声をかけていきます。(赤木だけは自分で乗り越えました)

このおかげで選手たちは最高の状態で試合に臨むことができました。

これもスポーツだけではなく、さまざまなシーンで大事なことです。

プレッシャーかけるのではなく、どれだけ君は力を持っているという期待をうまく伝えられるか。とても重要なポイントです。

山王戦後

山王監督「負けたことがるというのがいつか大きな財産になる」

→優勝候補筆頭の山王が、一回戦で湘北に負けた後に監督がメンバーに伝えた一言です。

今後、山王はもっと強くなっていくのではないかと思う一言でした。

以上、スラムダンクの感想を書きました。

人は一人じゃ生きていけないため、かならずチームで何かに挑戦することがあります。

その際に一人一人がどのようなメンタルを持つことが大事で、マネージャーはどんなことに気をつけなければならないか。

そして純粋にバスケットボールの楽しさがわかる名作です。

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